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久しぶりにおちついて

まだまだ暑い日が続きます。
午前中はエアコンも入れずにいられたのですが、正午の声を聞いたら我慢できずにクーラーをON

今日は中国語が急にお休みで一日どうしようかと思っていました。
ホームベーカリーを買ったので、母に差し入れに行こうかなと考えたりしていたのですが、両親が休みの日に突然つかまるわけもないので、データ集めをしていました。

平日にもちまちまとやっているのですが、できるときにやるという感じで、落ち着いて取り掛かるのは久しぶりです。
初版と最新版との比較は本当に大変でした。
違うところがありすぎて、どこからどこまでが区切りなのか、途方にくれるありさま。
でも、今回の比較は違う場所が明確なので、やっていて比較的楽です。

見ていると削除されている部分が多いです。
何文字か、のレベルから、何行、と言うレベルまで。
それが何を意味するかまだピンと来ませんが、ある程度たまってきたときに改めてみたら分かるかもしれません。

取り掛かりの経過

比較する版が変わったので、もう一度最初からやり直しています。
初版と1954年の版は語法上の変更がないので、最新版との比較よりだいぶ楽です。
違うところと同じところが比較的はっきりしています。

先生のアドバイスもあって、エクセルにデータを入力しながら見ています。
先生はワードを使うことが多いようですが、私のはイメージとして「表」になるため、エクセルを使っています。
中国語を入力するときはピンインなので、繁体字をみてピンインが思い浮かばないことには打てません。
前後の文章から単語を予想して、頭の中で簡体字を思い浮かべると言う迂遠な作業から今のところ逃れられないので、それが苦労と言えば苦労です。
辞書を引くことも多いですし。
入力に慣れていないので、時間もかかりますが、それも数をこなすことで解決することでしょう。

私がこの作業をすることで期待するのは、文章を丁寧にみられるようにならないか、ということです。
最終的にたまったデータは引用文になるのですから、間違っていては差しさわりがあります。
ですから、入力するときもその後の確認も含めて同じ文章に何度もあたることになります。
差異を探すときにももちろん注意してみますし。

そして入力。小学生が国語の時間に文章の書き写しをするような作業が続きます。
今はまだスピードが上がりませんが、やっているうちに何とかなっていくと思います。

そういう感じで時間のあるときにこつこつやってます。ノートPCが活躍してくれています。

家の比較

秋の復学に向けて、学費納入の案内だとか学生証の交付とか事務処理の案内が来ています。
一つ一つか片付けていくのですが、期限に余裕があるものばかりなので比較的楽に進んでいます。
勉強のほうも担当の先生と前回の研究会以降、改めてご挨拶することができました。
以前は、なんだか気後れしてしまってメールで指導を仰ぐことができませんでした。
でも、もう、ここまできたら、そんなことも言っておられず・・・「メールでも相談に乗りますよ」とのお言葉に甘えて考えがまとまるたびにメールでご指導をいただいています。

勉強に関しては理想ばかり追っていても、前に進まなければどうしようもないので、期限内で自分にできることにしようと考えました。
それで作品の選別なども含めて1から考え直したんですけど・・・結局、いくら考えても《家》しかないような気がしました。

作品は1年、実質半年でデータが集められるものとして、《家》よりも短いもの、と言う考えになりました。
これはテーマにも絡むのですが、1930年代に書かれた作品の多くは1950年代の「漢語規範化」の影響を受けて書き換えられたものが多いです。
巴金の作品で《家》より目に見えてボリュームが少ないものは、この時期にはないので、自動的に巴金からは離れることになります。
巴金から離れるとなると

①当該作家の「規範化」以外の書き換えについて
②「漢語規範化」に関するもの

の二つのテーマになります。
しかし、もともと私は巴金の《随想録》をテーマにしたかったという経緯があるので、②の「漢語規範化」を主旨にするのはちょっと違う気がします。
①に関して言えば、これまでの自分の考えとはまったく違うものになってしまって、これもまた私にとって意味がありません。

そういうわけで、やはり、これまでどおり、という結末になりました。
ただ「漢語規範化」に関してはあまり追わないことにしました。
見ていく中で、それなりにデータは集まっていくと思いますが、基本は内容の書き換えについて押さえようと思います。

そういうような内容でで先生にお知らせしました。
比較する版本も初版と巴金全集から初版と巴金文集に変更です。
序などから文集までに大きな書き換えを行って、それ以降はあまり変更されていないからです(まったく、ではないので、いずれ機会があったら、になります)。
巴金の考える「漢語規範化」についても別の機会です。

ただ読みにくいことに、文集の版は繁体字でかかれたものしか手元にありません。
繁体字には慣れていないのですが、やっているうちに見慣れてくるでしょう。


開明書店版 家

今週のお休みに発掘作業などをしていましたが、論文の参考文献から興味本位で家の初版を探していました。
正直、手に入れてどうしようとかそういうことはあまり考えていなかったのですが、
鶴本書店(http://turumoto.koshoten.net/catalog/index.php)にたどり着き。
ある《家》を見つけました。
てっきりそれが開明書店版だと思って問い合わせのMailをしたところ、目的のものではないという返事・・・でしたが、
返信のなかに、

『巴金選集(新文學選集第二期)家は収録されておりませんでしたが開明書店版 『家』の在庫がございました。
表紙背の傷み紙の変色など かなり傷んでおります。』

価格をみるとそんなに高額ではなかったので、これまた興味本位で購入しました。

てっきり開明書店版を定本としたものを収録した作品集の端本かと思っていたのですが、本当の本当に開明書店から発行されたものが送られてきて、ちょっと驚きです。
御大から開明書店版のコピーを見せてもらったとき、
「多分、もう手に入らないと思うから」と貸していただいた、といういきさつがあったので
開けてみた時にはドキドキしてしまいました。


厳密に言うと、御大のものは

『民国22年5月初版発行 27年1月修正1版発行』・・・とありました。

今回私が購入したのには

『民国26年5月発行 38年1月30版』・・・とありました。

表紙
奥付

もしかしたら貴重なものなのではないかしら・・・。
私が持っていてもいいのかしら・・・と思います。

本物というのは時代の空気まで今に伝えてくれます。
傷みもこれまでにどんな人の手を経てきたかと思うと感慨深いです。

そうそう、この本の本文1P目には書き込みがありました。
発音のような気がします。
いくつかあって全てを確認していませんが、
「脚」の横に「叫」があったり、「堆」の横に「対」と書かれています。
「杂」= 「托」と読めるところもあります。
発音だとしたら「扎」のことかもしれません。

昔の中国語の学習はピンインではなく同じ発音の文字でその漢字の発音を確認したと習ったことがあります。

1Pで終わっているところをみると・・・(笑)
我ながら面白い買物をしたものだと思います。

発掘作業

この連休は風が強かったですが、天気は晴れ。
家の中にいるだけだったら本当に快適な連休です。
押入れの片付け、図書館などのデーターベースの確認を経て今日は家のプリント類をひっくり返しました。
以前、御大からコピーをさせてもらった《家》の初版と1954年版のファイルを引きずり出し、スクーリングなどで貰ったプリント類を書棚から引っ張り出し・・・。
一枚一枚使えそうなものはないかと確認しました。
そうしたら、2枚の掘り出し物を見つけました。

それは①中国新文学大系1927-1937・小説集七(上海文芸出版社)に収録されている《家》と②人民文学出版社が1953年に1版を出した《家》、そして③飯塚朗が翻訳した岩波書店発行の『家』の同場面を並べて印刷してありました。

そのプリントに印刷された奥付によると①は

《家》,原名《激流》,1931年4月18日至1932年5月22日在上海《时报》上连载。1933年5月上海开明书店初版,题名《家》。版本采用此版本。

というわけで初版本ということが出来ます。

翻訳は飯塚朗のあとがきによると、当初、初版を元に翻訳を始めたが、1953年6月に新版が出たので開明版(初版)で翻訳した部分に手を入れなければならなくなり、新旧版の参照を岡崎俊夫氏にお願いした(piopeng要約)と書いてありました。

たしかに講義で聞いたことがよみがえってきました。
新文学大系は大学の資料室にあることを確認しました。
さらに古本で端本はないかとも思ったのですが、目的のものは見当たりませんでした。
揃いは結構出ているし、端本でも別のものは見つかったんですけど。
結構場所をとりそうなのと値段の問題もあって今のところ揃いを手に入れるつもりはないので探索はここまで。

そういうわけで覚書をグーグルのノートブックにメモして、とりあえずキリをつけました。
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