先生のご決断

皆様 こんにちは。
昨日は講義を受けてきました。
京都は非常に寒かった。関が原付近では山の上に雪が積もっていましたよ。
来週からの交通障害が怖いなぁ・・・。
腰の都合もあって荷物は最小限にしていきました。
持っていった辞書は電子辞書のみ。
やっぱりなんとなく不安というか、頼りないものを感じてしまいましたよ。

今回の講義は《世説新語》でしたが。
この先生、今回のスクーリングを最後にこの職をお辞めになるそうです。
先生がおっしゃるには、数年前、事情があって研究職の第1線を退かれ、その後はサラリーマンをしていらっしゃるそうです。(講義前日は夜勤だったとも・・・)
そんな中、勉強が十分に出来ない自分が学生に教えるということにジレンマを感じられ、今年をもって区切りとしようと思ったとのことです。

学問は楽しいものだということと、自分の持っている知識を出来るだけ多く、学生に伝えるのが自分の仕事だとおっしゃる先生の言葉の端々には、仕事に対する自信とプライドのようなものが感じられ、先生にとって今回のご決断は忸怩たるものがあったと推察されます。

さらに先生はまだお若く・・・30代後半といったところ。
この年齢で研究者として自分で自分にダメを押すのはきついだろうな、と個人的に思います。
研究者の世界の厳しさを感じ、人生って本当に一筋縄ではいかないなぁ、と言う気持ちになりました。
今回のスクーリング、あと2日を残すのみです。
おこがましくはありますが、この職を辞した後の先生の人生がなるべく平らかであることを願っています。


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コメント
★夢華録さん
そうですね。文学はいわゆる教養の部類に入ると思うので、これで食べていくのはなかなか難しいと思います。
通信の中国文学科はここ数年、入学者が増えていると聞いていますが、それはいわゆる中国語ブーム、と言うものでしょう。
語学がやりたくて入った人も同学にはいますし、先生に聞いても、ここ数年の入学者は中国語力の高い人が多い、とおっしゃっておられました。

「この世界は一旦抜けるともう二度とチャンスはない、やめるということはそういうことです」とおっしゃった先生のお気持ちを思うと切なくなります。
私は今回の先生の決断を伺って、なんとなく他人事とは思えない部分があります。
ただ、私のはこんなに高級なものではないです(笑)


2006/12/05(火) 18:15 | URL | piaopeng #-[ 編集]
文学部は就職が悪いのでどんどん人気が落ちています。
中国文学研究で職に就ける人は本当にわずかですから、その先生のご決断はとても理解できます。
自分の好きなことを続けてそれが本業になったという人は少ないんじゃないかな。
それに好きで始めたこともいざ本業になってみると、苦痛になる場合もあるしね。
東京も急に冷え込んできました。
お身体に気をつけて無理をしないで下さいね。
2006/12/05(火) 11:30 | URL | 夢華録 #-[ 編集]
★akiさん
資格は自分の力の客観的指標となるし、目標にすれば勉強のモチベーション維持にも効果がありますよね~。
HSKのことは詳しく知らなかったんだけど、7級以上を持っていると就職にも役に立ちそうですね。

私は今のところ大学だけで精一杯。
今はせっかく家にいるので、たまりにたまったものを一つ一つ片付けてます。
akiさんもがんばってね♪

★しほりちゃん
わたしも非常勤講師の収入については良く分からないけど、若い先生方はいろんな大学を掛け持ちしていたり、専門以外の語学を教えたりしています。
だから、それだけで生活は厳しいんじゃないかなぁ。
2006/12/05(火) 05:20 | URL | piaopeng #-[ 編集]
あらまー先生、一大決心ですね。
講師だけじゃ、くってくないのかしら?
うちも家族に一人、えらい長い間勉強してたのがいるので、なんとなく分かる気もします。
2006/12/04(月) 23:55 | URL | しほり #R63KSl6.[ 編集]
HSKは6級持っているのですが、やはり7級以上がほしく再チャレンジです。
ただ今の時点では韓国に行っていたせいもあるのか、現時点では難しいです。
とにかくがんばります。

piaopengさんもスクーリングがんばってください。
2006/12/04(月) 19:42 | URL | aki #-[ 編集]
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