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外国人医療受診サポートボランティア研修2回・3回

今週も医療ボランティアの研修に参加してきました。
今回は「基礎的な通訳技術を学ぶ」と「通訳者の心得と自己管理について学ぶ」でした。

今回から公開講座ではなく、中国語・ポルトガル語・スペイン語の通訳者に絞っての講座でした。
通訳技術については基本的には

・言われたことを言ったままに正確に伝える

これが基本であると学びました。
ただ、人間を相手にしているだけにこの「基本」が崩れる場合がいかに多いか、と言うことも学びました。
まず、外国で病気になり心細いところに自国の言葉が通じる人がいる、ということで職域を越えて依存されてしまわないように注意することがあげられます。
こちら側も「ボランティア」としようと思うくらいですからホスピタリティにあふれている人が多く、ボランティアと言う立場を超えて「何とかしてあげなくてはならない」と、職責をこえて馴れ合いの関係に陥って共倒れになるケースもあり、ボランティアをする側の毅然とした態度が必要になると感じました。

まれに通訳される側もわきまえていることもありますが、誰かに頼りたいという気持ちは病気という非日常な状況の場合、容易に考えられる精神状態であるので自分自身の線引きが必要であると感じました。

医療通訳もボランティアという立場と仕事として受ける場合とケースもさまざまなので、大切なことは「今、自分は誰に雇われて仕事をしているのか」と言うことを常に意識しなければならないと感じました。

そして精神的にも引きずられないように、精神衛生の面でも自己管理(勿論、病院に付き添う以上感染面でも心配もありますが)がとても大切だと言うことを学びました。

私は以前、高齢者の医療相談事業に仕事としてかかわったことがあります。
看護師を派遣して医療相談をするのですが、看護師の中には高齢者の問題を自分の問題と錯覚して仕事以上のかかわりを持ってしまう人もいました。
私は事務担当としてそういう看護師さんの危うさを見てきたつもりですし、そこに至る精神状態も分からないでもないので、なおさら大きな問題として捉えました。

あとは介護の問題。
日本に出稼ぎに来た人たちがそろそろ日本に根を下ろして親を介護したり、自分自身が介護を受けなければならない状況になったりする時期にさしかかっているとのことでした。
介護の問題は日本人にとっても大きな問題ですので、言葉の分からない人にとってはなおさらだと感じました。
介護保険を申請することは日本人でも手続きが大変です。
そこに器械の操作方法や介護の方法なども詳しい説明が必要です。
今後、そういう通訳が必要になってくるのではないかと思います。

どちらの通訳をするにしろ、通訳者の考え方がしっかりしていないとクライアントにも患者さんにも医師にも迷惑をかけることになる、ということはよくわかりました。

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