女と銃と荒野の麺屋

就職活動をするために、有給をぼちぼちと貰い始めています。
休みと言っても、ほとんどフルで動いているのですが、会社にいるときよりも疲れが少ない。
自分の意思で動いているのは精神的に疲れないのかな。
先は見えないけど、精神的に安定しているのか今朝は朝1で映画に行ってきました。

見た映画は「女と銃と荒野の麺屋」(http://www.kouya-menya.jp/)
監督は張芸謀です。

舞台は中国大陸、荒野の中にある麺屋です。
ケチで乱暴な主人、若いその妻、妻と不倫をしている従業員、そのほかに男女の従業員と警察官一人、の6名だけです。
警察官がキーマンなのですが、ほとんどしゃべらない。
演技(行動)だけで物語がどんどん進んでいきます。
そもそも、ことの発端は妻が拳銃を外国人から購入したこと。
これをめぐって、主人が「自分は殺される」と疑心暗鬼になります。
その上、妻の不倫のタレコミまであったので、それを報告した警察官に頼んで二人を殺させます。
お金に目がくらんだ警察官は別の行動にでます。
それを発端に登場人物たちは自分達の思い込みで自ら自滅していくのです。

こういう心理って日常生活にも普通にあるのではないかと思います。
さすがに、ここまで極端ではないと思うけど、自分で自分を縛り付けて判断できなくなることは間々あります。
だから、「恐怖」のスケールは違うけど身につまされる気がしました。

映像は張芸謀だけあって、ひじょうに綺麗でした。
荒野と空の色のコントラスト、影を使って時間の推移を感じさせ、麺を打つときのアクションも華麗で楽しめました。
これって、原作が他にあるみたいだけど、非常に冷静で客観的な視点で人の心理の弱点を突いている感じがしました。
その冷静な目と言うのは「警察官」の目を借りているようだけど、彼も結局人間で、ずるずると取り込まれていく様が面白かったです。
そこにいくら物事を冷静に「分かったこと」のように見ていても、所詮、あなたも同じ人間、と言われていうような気がしました。
この辺が私は好きです。

こんな書き方をすると救いようのない顛末です。
ストーリー的に、最後に笑うのは誰か、ってことになるんでしょうけど、設定されてないような気がしてなりません。




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