ある記録

みなさま こんにちは。
お盆休みはいかがお過ごしですか?
今年の夏は暑いですし。
どこに行っても人がいっぱいだろうから外に出る気も起きず。
仕事の帰りにぶらぶらと本屋に寄り。
購入したのが、《文藝春秋》
何が目当てかって言うと、先般発表された芥川賞受賞作品である楊逸氏の『時が滲む朝』。
えっと・・・ハードカバーで購入すると・・・たしか1700円くらいだったかと思うのですが。
これを購入すれば790円で済む・・・というみみっちい考え(笑)
そのほかにもいろいろと記事が読めて、お得感満載。
そういうわけで、平積みにされていた同著を尻目に《文藝春秋》を購入してまいりました。

・・・ってわけで、目当ては楊逸氏の作品だったのですが、そのほかにも興味深い記事がありました。

それは戸塚洋二氏・・・東京大学特別名誉教授で7月10日にがんでお亡くなりになった方のブログ記事でした。
戸塚洋二氏の告別式でノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏が弔辞を述べておられたのは私も報道で知っておりました。
その戸塚氏がブログで自らのがん闘病記をつづっていたと言うのです。
その内容は薬の内容からその副作用のこと。
御自分の病気に関するデータや。
それに関する自分の心情の変化。
そして御自分の研究について、科学政策についてなどにも意見を述べておられます。

私は、それらにざっとではありますが目を通しまして。
こういうことが書けるのはブログならではだな、と言う印象を持ちました。
書籍であれば、テーマがもっと限定されていたでしょう。
個人の日記であれば、もっと内容がプライベートに傾いたり、主観におぼれてしまったことでしょう。
しかし、ブログと言うツールは個人的なものでありながら、やはり読まれることを意識せざるを得ないものです。
そうであるからこそ、内容に適度な客観性を保つことが出来たのでしょう。
それは書き手の教養によるところが大きいかとも思いますが、この「客観性」が書き手の心の負担を些かなりとも軽くしたのではないかと思います。

ブログやネットについて虚実混同などと断じて、凶悪事件などが起こると、それを理由にしさえすれば全ての説明がつくかのような意見を見るにつけ。
結局、ツールを使うのは人間であって。
ツールに全ての理由を求めてしまうのは危険なのではないかなぁとの思いを深くしていた私にとって。
こういう「ブログならでは」という情報の発信方法を見ると、これも1つの答えだなぁ、と思うのです。
新しいツールを人間が手懐けるにはまだまだ長い試行錯誤が必要ですが。

★戸塚洋二氏のブログ
The Fourth Three-Months
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