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卖火柴的女儿

みなさま こんばんは。
もうすぐクリスマスですね。
学生さんたちは明日一日登校したら冬休みですよ。
でも大人だって3連休だし。今年はお正月休みが長いですよね。

さて、今日のお題は『卖火柴的女儿』
・・・マッチ売りの少女・・・でございます。
中国の子供たちも童話は読むでしょうが、私の手元にあるのはそういうものではございません。

以前購入した『新青年』という雑誌に掲載されているものです。
『新青年』ってすごく斬新と言うか、とにかく珍しいものを何でも掲載していたと言うか。
そういう自由な雰囲気があるように見受けられるものでして。
この『マッチ売りの少女』の翻訳も掲載されていたもののひとつです。
これを訳したのは周作人。
魯迅の弟で一緒に日本に留学もしておりました。

なぜにこんなものが掲載されたのか、その意図は良く分かりませんが。
分かりやすい口語で訳されており。
雑誌の黎明期にあったような文語で訳されたものではありません。
残念ながら何時ごろ掲載されたのか時期については、私の持っているダイジェスト版には書かれていないのです。
(掲載が書かれているものもあるので、これの扱いがどういうものなのかが疑問のひとつ。)

時期が分からないのが残念と言うには理由が二つありまして。
ひとつは、口語が使ってあるということ。
もうひとつは単語の使い方がちょっと特殊だと言うこと。

ところで、中国語を勉強されている方なら一番初めに習う単語。
『他』と『她』の区別はなんでしょう。

『他』は「彼」・・・つまり男性であり。
『她』は「彼女」・・・つまり女性ですよね。

ところがこのマッチ売りの少女。
女の子にも関わらず『他』が使ってあるのです。
でもそれじゃ、性別が分からないと思ったのか?周作人。
『他』のあとに、小さく小さく「女」と書いたのです。

これについては注がつけてありまして。

本文内で用いられている記号"女"の文字は、訳者が女性を示すために使った特殊な用法である。また、わが国の古漢語が現代漢語に進化する過程の特殊な用法でもある。

なるほど。
時期が分からないのが残念なのはこのことにも関係があります。
いつから「彼女」と「彼」が分化したのかの手がかりが・・・。

それにしても、何でまた『マッチ売りの少女』???
アンデルセン童話だったら、他にもいろいろあっただろうに・・・。
そしてなぜ周作人?
与謝野晶子の貞操論なんかも翻訳していますが、そっちは日本に留学していたってことで納得がいくんですけどね。

謎多き、新青年・・・。

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