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巴金記念集

皆様 こんにちは
3連休も今日で最後ですね。
3日くらい休みがあるといろいろ片付いていいですね。
早く次のお休みが来ないかな(笑)

この3連休はガリガリ勉強をしておりました。
金曜日にすごい人たちの集まりに参加してからというもの、
「こりゃ、早く卒業しないと」の思いが強まり。
とにかくやろう!の気持ちです。
このブログも丸2年を迎えましたしね。

それもそうなんですが、その金曜日にお会いした方に一冊の本をいただいたことも、やる気に火をつけられたというか、初心に帰らされたのでございます。

『巴金記念集』(上海巴金文学研究会:編 2006・10)

2005年に巴金がなくなる少し前から、卒業論文のことを考えておりました。
ワタシはこの大学を3回生編入ですので、入学してすぐに卒業論文のことを考えなければならない状況でした。(大学のシステム上)
そうは言っても中国文学なんて、これまであまり馴染みがなかったので、大学から「テーマを決めて出してね」といわれても"???"。
国文をやっていたときから、漢文はあまり得意ではなかったし、今やっている中国語は現代中国語なので、現代もしくは当代(当時は「当代」なんて言葉も危うかった)で書こうかな、という程度の考えでした。

そんな時、大学のある先生が研究室の整理をするから、と本を学生に払い下げていました。(志の金額を先生に預け、先生がまとめて寄付をする、というシステム)
そこで巴金の随想録を手に入れ(確か友人経由でいただいた気がします)。
安易にも「この人、なんだか好きだなぁ」と思って随想録をやろうと思いました。
(だって、御大がおっしゃるには「ほんのちょっとした興味から対象を決めるということがあってもよいと思う。結婚してから恋愛を始めてもよいのだから。」←名言)
で、御大に。

ワタシ、随想録をやりたいと思います!!

と申し上げたところ。
難解すぎて君には無理。しかも、これはこれ一冊じゃないよ。

・・・あえなく沈没いたしました。

それでも巴金をやめようと思わなかったところを見ると、よっぽど心に残ったんだと思います。
そんなことがあってしばらくして聞いた彼の訃報。

不謹慎ですが、ぐっと距離が近づいた気がしました。
なんというかなぁ・・・昨日まで同じ地球の空気を吸っていた事実から、生身の人間を実感したというか・・・そんな感じ。

当時、定期購読していた「北京晩報」の特集記事を切り抜いて集めたり。
ちょうど御大がお書きになった追悼文のコピーをいただいたりして。
単純なワタシは。

・・・これは、やっぱり縁かも・・・

こんなことでも論文のテーマを選んでしまった私でした。

この『巴金記念集』は巴金がなくなったときの記事や追悼文を集めたものでした。
これを見たことで、改めて御大がわざわざ郵送してくださった追悼文を引っ張り出し。
北京晩報の記事を引っ張り出し。
いただいた本に丁寧にはさみました。

中身はまだ読んでいる途中なのですが。
写真のページで興味深かったのは外国で翻訳された『家』の表紙写真。
というのも。
巴金の表示が「BA JIN(ピンインと同表記)」「PA KIN」「PA CIN」と言語によって違うこと。
日本でも「はきん」という人と「ぱきん」と言う人がいますけどね。
(本当はどっちなんでしょう?ときどき関東と関西とで読み方が違う場合があるからついた先生による場合もあるかもしれません。ワタシは「はきん」と読み、それで先生に注意されたことは無いです。)
音の表し方の違いがあって面白いなぁと。

それから、どこの国なんでしょうか、「家」ではなく「氏 Famille」と書かれた表紙もありました。
これはなかなかいいぞ、なんて思ってしまいました。
どういう意図で誰が「氏」なんて当てたんだろうな。

こういう「妄想」をめぐらせ始めるときりがないですね。
とてもいい材料を頂けてうれしかったです。
有難うございました。


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コメント
★古中さま
お久しぶりです。
最近、古中さまの更新が復活してうれしいです。
「はきん」と「ぱきん」ですが、こういう区別って妄想が広がりますねぇ。
考えるにピンインだと「BA JIN」ですが、他の言語の翻訳の表紙には「P音」が使われているところから考えると「ぱきん」もそんなに特殊な読み方ではないと思います。
私の妄想は。
日本人にとって「P音」と「B音」は近しいと思われるので(P音考)、日本人が聞いた初めの中国語音は「P音」だったのかもしれません。
現代漢語を日本人が始めて学ぼうとしたときにはピンインは無かったと思われるので、もしそのときに「P音」を使っていたら、習慣的に「ぱ」と読むでしょうね。
(このあたりは全て妄想です。)

・・・ってことは、「爸爸(baba)」は日本人がそのまま聞いたら「パパ(papa)」になって、パパ(お父さん)の語源はもしかして・・・!!(←論理の飛躍)

・・・で、業界の常識はどっちなんでしょうね。
私も不思議に思えてきました。
2007/10/08(月) 22:05 | URL | piaopeng #-[ 編集]
お久しぶりですー

> 日本でも「はきん」という人と「ぱきん」と言う人がいますけどね。

そ、そうなんですかー!
自分は何の疑いもなく「ぱきん」って言ってました。ちょっと考えてみたらたしかに日本の漢字音で素直に読めば「はきん」ですよねー。
「家」は十数年前に岩波文庫で読みましたが、なかなか感動しました。
2007/10/08(月) 18:56 | URL | 古中 #FvLIUmYM[ 編集]
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