書誌学

皆様 こんにちは。
自宅療養を続けて早一週間が経とうとしております。
腰はだいぶ良くなりました。併発していた胃腸風邪も治まったのですが、今週末は講義なのでそれに備えて今週一杯は大人しくしているつもりです。

今日のお題は「書誌学」です。
書誌学の講義は司書の講習の時に受けたことがありますが、そのときは目録カードの記入や見方などを習った記憶しかありません。
正直申しまして、林望が書いた本を読むまではこんなすごい学問だと言うことは露ほども知りませんでした。

その本と言うのは。
『リンボウ先生の書物探偵帖』(講談社文庫/2000)
『書薮巡歴』(新潮文庫/2000)

図書館の目録カードを見るとき、皆さんはどんなことを見ますか?
私は本の検索くらいの意味でしか見ません。
目的の本を探す時、その本が図書館のどこに保管されているのか、そもそもその本がここに所蔵されているのか・・・ぐらい。
一般的な用途であればそれで十分だと思います。
でも。
それだけでは足りない場合もあります。

例えば、『源氏物語』が読みたかったとします。
源氏物語って言ってもいろいろありますよ。
例えば。
口語訳もいろんな方が出しておられます。
瀬戸内寂聴・円地文子・与謝野晶子・田辺聖子・・・
それぞれに味わいが違います。
(これ、興味のある方は読み比べてみてはいかがでしょうか)
お勉強用だったら日本古典文学大系(岩波)みたいなものがいいのかもしれません。
漫画もあります。
高校生の時は「あさきゆめみし」をよく読んだものです。

そして、古くから伝わっているもの。
コレが曲者らしいです。
源氏が最初に書かれたのはご存知、平安時代。
当時は印刷なんて技術はありませんでしたので、おそらくはじめは紫式部が書いたものを回し読みしていたのでしょう。
でもだんだんと人気が高まるにつれ、手元においておきたいと思う人も現れ・・・「写本」(この場合、写すこと)が頻繁に行われました。
だって、花嫁道具に字の綺麗な人に『古今和歌集』などを書き写させたものを持たせたらしいですから。当時は。
そんな大げさなものでなくても、著作権など存在しない時代でしたから、いろんな方が自分の好きなように写していったと思われます。

それについてはコチラをご覧ください
(http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2001Hazama/07/7118.html)
こういったものを学問的に整理し、記録していくのが「書誌学」という学問です。
これは例えば論文を書くときなどに必要になります。
源氏物語について何かを書こうとしたとき、それの元となる源氏物語は何なのかを明確にする必要があります。(底本)
なぜって、その論文を第3者が見たときに全く種類の違う源氏物語を見ていたらつじつまの合わない部分が出てきますし、テキストとしたものの位置づけがきちんとされてないと、混乱の元となりますからね。

そこで大事な作業となるのが「比較」
源氏だったら源氏の違う書物を並べて比較してみるのです。
すると、その差異が出てきます。

そうして、こっちのテキストはAグループ、もう片方はBグループ・・・と分けるのです。
(「源氏物語」の本文は「青表紙本系」、「河内本系」、「別本系」の三系統に大別されるそうです)

筆者はこの2冊で「書誌学」についてとても丁寧に解説をしてくれます。
あわせてとても興味深いのが、研究者となるまでの道のり。
それも平坦なものではないことが分かります。
それから、恩師に対する記述から林望本人の「人となり」も見えてきます。
(私の個人的感覚だと思い入れが強すぎるような気もしますが・・・)

話し変わって私の《家》ですが。
そういう知識をあらかじめ持っていたことから「書き換え」を選択しました。版本研究というのだそうです。
私の場合はグループ分けをするのではなく、どうしてこの差異が行われたか、ってことで、現在せっせとカードに書き出している最中です。
卒論を終えた同学によるとこの作業をしているうちに、「これだ!」というひらめきがあるんだそうです。
早く来るといいなぁ(←あれ?自分以外のものに頼ってるような・・・)
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何を以って書くか・・・訂正版

皆様 今晩は。
先日書いた「何を以って書くか」の記事についてうちうちにご意見を頂きましたのでご紹介いたします。

私の書いた記事について、誤解を招くような書き方があったのでは?と言うご指摘です。

> jitenfetiさまが新しいフォントを作っていただいた、というお知らせをくださいました。

私はこの文章を書くに当たって、jitenfetiさまのコメント欄を参照させていただきました。
この文章の書き方だと、「jitenfetiさまが新しいフォントを(私、つまりpiaopengのために)作った」という意味にも取れるのではないか、と言うことです。
勿論、そのような事実はなく、jitenfetiさまがご自分のブログの書籍化のためにフォントを作ったということとご理解ください。

それから、このフォントは一般のPCユーザーのために作られたものではないと言うこともあわせてご理解ください。

今回ご意見を下さった方には深くお礼を申し上げます。
ブログに書くものは誤解を招かない表現をすることと、独りよがりにならないことを心がけております。
不十分な点は、どうぞご意見を寄せてくださいますようお願いします。

幸い、ここに来てくださる方は良識ある方だと承知しております。
私もその方々からいろいろ学ばせていただきたいと思っております。
もし、公開コメントでは・・・という方はプロフィール欄のメールアドレスか非公開コメントでご意見をお寄せください。

ありがとうございました。

そうそう。このご意見を下さった方、キリ番だったそうですよ♪
おめでとうございま~すヽ(^。^)ノ

何を以って書くか

皆様 こんにちは。
ちょっと前の記事(http://piaopeng.blog48.fc2.com/blog-entry-39.html)のコメント欄に jitenfetiさまが新しいフォントを作っていただいた、というお知らせをくださいました。
そのフォントのご紹介はコチラ(http://ksbookshelf.com/nozomu-oohara/Waseikanji01.htm#ichi)

そもそもこの記事はもっと早くに仕上げてアップしようと思っておりましたが、jitenfetiさま、遅くなってごめんなさい。

ところで、タイトルの「何を以って書くか」なんですが、私のオリジナルではありません。

『落第のスゝメ』(林望/著 文春文庫 2000年11月)
の中にあるエッセイの1本です。
私は林望と言う人が好きで、彼のエッセイはよく読みます。
一番初めに読んだのは『イギリスはおいしい』(文春文庫)でした。
そののち、著者が国文学者であるということ(私も国文を専攻した時期がありました)当初大学で国文を専攻したきっかけとなったのは、図書館司書になりたかったからですが、著者はまさに書誌学者であったことがさらに興味を抱くきっかけとなりました。
皆様、書誌学(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E8%AA%8C%E5%AD%A6)ってご存知ですか?
詳しくはURLを参照してくださいね(あぁ、手抜き)

で、著者曰く。
「すべてのエッセイ、随筆、小説、論文のたぐい、これらは一文字も紙に手書きすることはない。」

紙に手書きするものは
「書誌学の調査カード、自分の勉強ノート、講義用の研究ノートなどの学術的目的には一切コンピューターを使用しない。」

それを区別している理由の一つに「漢字の制限」をあげています。
jitenfetiさまが新しいフォントを作成されたと聞いて頭に浮かんだのがこのことでした。
もちろん、jitenfetiさまが作成を依頼されたものは一般的にPCで使える文字ではないと思います。
古来、手で書かれていた文字を全て網羅するのは難しいですし、また一般的な用途に照らしてそれが必ずしも必要ではないことも分かります。
ただ、私は現在普通に使われている文字が漢字の全てでないことを知っていてもいいんじゃないかなぁ、と思い、今回この記事を取り上げました。

林望については改めて記事にしたいと思います。
これも私が卒業論文に《家》の書き換えを取り上げようと思った理由の一つだからです。

jitenfetiさま、拙いですが私の感想も含めて記事とさせていただきました。
何よりも遅くなって申し訳ありません。

ボランティア募集のお知らせ

皆様 おはようございます。
あっという間に無職になってしまったpiaopengです。
前記事のコメント欄にも書きましたが、身体に無理をさせた結果、腰を痛めまして。
当分安静に、と言うことですし、何よりも行動が自ずから制限される情況なので。

家から出られません・・・orz・・・。

来週からまた大学なのですが、休んだらもったいないのでなんとしても体調を整えなければ!!
来週からの講義は
『山の郵便配達』(映画になりましたよね)と古典は《世説新語》
数週間前、古典のレポートのため
《詩経》《楚辞》《世説新語》を3冊セットで購入したのでそれをやろうかと。
この3冊は明治書院から出された新書漢文大系です。

それはさておき。
今日のお知らせは。
名古屋国際センターのボランティア募集のお知らせです。
http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/jfiles/boshu/boshu.htm)
ここのボランティアは2年ごとに更新されますので今回の機会を逃すと、次は2年後となります。
語学についてだけでなく、そのほかにもいろいろ種類がありますのでそれぞれの事情に合わせて参加することができます。
ご興味のある方は名古屋国際センターまでお問い合わせください。
締め切りは来年1月10日です。

その中でワタクシが最も興味があるのがコレ「子ども日本語教室」です。(http://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/jfiles/boshu/kodomovol.htm#A._%8Eq%82%C7%82%E0%93%FA%96{%8C%EA%8B%B3%8E%BA_)
昨日NHKの「ナビゲーション」(http://www.nhk.or.jp/nagoya/navigation/)
「広がるダブルリミテッド ~外国人児童をどう教えるか~」
以前、このテーマの講習会を受けた経験もあるので(http://piaopeng.spaces.live.com/blog/cns!8460D8A1B29D320A!805.entry)大変興味深く見ました。

最近、私のアンテナがそっちに向いているのか、それとも社会的に問題視されることが多くなったのか分かりませんが、よく話題になっているようです。
いろんな意味で私が登録を始めた2年前とは情況が違っていて、ボランティアと言えども求められるスキルは変わってゆくんだなぁ、と思いました。

そうそう、もう一つ変わったと言えば。
無職になったので、早速、派遣の登録情況の確認をしたのですが。
数年前、登録した時は「語学」といったら英語くらいしか相手にされませんでした。
しかし、今回電話で確認したら派遣会社のほうから「北京語がお出来になると・・・」と聞かれてびっくりしました。
(数年前、私、こんなこといっていたんだ~。それもまた恥ずかしい)
これも世の中って動いているんだなぁ、と実感する出来事でした。

いろんな内容でダラダラ書きましたが。
今日のメインは。

ボランティア募集。

皆様、如何でしょうか?

これも勉強だったかもしれません。

皆様 こんにちは。
名古屋は今日、シティマラソンで我が家の近くもコースになっています。
ちなみに相棒も参加しております。
(と言いつつ、PCの前にいるってことは・・・)

仕事に関しては、いい勉強をしました。
勉強をした、と思う前に腰をやられてしまいましたが。
しかし・・・様々な理由があり、試用期間中は病院にもいけませぬ・・・。(これでお察しください)
身体を壊す前に確認すべきことであったと、自分でも情けない情況ではありますが、これで踏ん切りがつきました。

傷心(・・・一応)のワタクシに友人の一人はこういいました。


勉強時間が十分にとれるじゃん!!これこそチャンスだ!



・・・確かに。


でもねぇ。相棒にはこういうしかありませんでした。

ごめんよ~。これでやっと一人前に稼げると思ったけど、やっぱりダメだった。
もうしばらく「パラサイト」させておくれ。

主婦も職業の一つ、という考え方も出来ますが。
家庭生活は男と女の共同事業だと思っています。
どちらが、と言うことではなくお互いできることをするのが基本。
だから女も家事をやっていることに甘えず、稼がなければいけないと思っています。
そして男も。
仕事を理由にして家事を放棄するのはおかしい。
でも女には「出産」があり、一定期間、拘束されるのも事実です。
だから、役割分担として我が家の場合は夫が継続して仕事をし、私が非正規職員として・・・時間と稼ぎに応じて家事と家計を分担してやってきました。

でも、夫にも人生があります。
もし彼が「仕事をやめてやりたいことがある!」と思ったときには「おぉ、ワタシの稼ぎで養おう(←今までより貧乏になるけどね)」と言ってあげたい。
これまで私が育児・家事をしつつも、好きなことがしてこれたのも、家族のお陰であることは間違いないからです。

・・・という考えがあって、チャンスがあったら一刻も早く就職がしたかったのです。
それから、自分が今までやってきた中国語が活かせる仕事と聞いていたので・・・ちょっと判断を焦ったかな。

本当はすぐにでも再就職先を探さないといけないところですが、家族に了承をもらったので、年内は休むとします。
ちょうど大学の講義も始まるし。
自分のやれる事とやれないこと、生活の優先順位をもう一度確認して、正規職員としてもう一度チャレンジするか、今までどおり非正規職員でしばらくやっているかも含めて考えます。
そして翻訳で食べられるようになりたいという希望にいささかの揺らぎもないので、友人の言うように勉強もしないと。
立ち止まって悩んでいる閑はなく、世の中の大部分の人がそうしているように、生活を淡々と送りながら考えるとします。




お仕事はやっぱり大変なんだけど。

皆様 こんばんは。
もうね。現在のアタクシはね。
仕事一色なので・・・お勉強はお休み中です。

肉体労働は相変わらず続き。
今日も30キロを50ケース、その他諸々の運び屋となりましてね。
やっぱり体中があざだらけであります。
うちの会社が所属する業界は。
高齢化の一途をたどっていることが日を追うごとに明らかになり。
肉体労働は。

女だろうがなんだろうが。
若いもんがやるのが当たり前。

これもある意味、世の中の常識ではありますが。
やっぱり私には無理があるとしみじみ思ってしまいます。

でもねぇ。
自分の父親より年上の方(男性)が。
重たい荷物を運んでいると。
自分の不平不満など、どっかに置き忘れてしまいます。
その上、私は自他共に認めるお調子者。
「女の人に申し訳ないねぇ・・・」
等と言われると。
「いいの、いいの、私がやるから。ちょっと休んできたら。」などと言ってしまいます。

・・・・アタシって・・・(-_-;)

でも、こういう性格もプライベートであれば何の問題もないのです。
仕事となると自分でもどうかな、と思ってしまいます。
どう考えても無理は続けられるものではありません。
私にも家族があり。
私が腰でも痛めて寝込んだりしたら途端に家庭生活の歯車が狂うのです。

それは困る。
非常に困るのです。

かといって知らんぷりは出来るものではありません。
ここに居続けるかぎり、肉体労働は好む・好まざるに関わらず、存在するのです。(しかもハンパなレベルではないものが)

・・・ここが思案のしどころです。
妙なところで負けず嫌いなので、やりもしないのに「出来ない」と言えなくて。
結局今のところ、全てのハードルをクリアしてしまいました。
はじめは心配してくださっていた上司や他の社員さんも。
「piaopengはもう大丈夫。」
と思っているみたい。
今日なんか、重い荷物を担ぐコツを伝授されちゃいましたもんね。
なんか違う気がするなぁ・・・と思ったのは私だけでしょうか。
でも、冷静に考えるのはこれからです。
私に対する皆の関心が薄れてからが、その環境の本当の姿が見えるもの。
・・・・そうは思われませんか?皆様・・・・。




オシゴトタイヘン

なんだかちょっと壊れ気味のpiaopengです。
自分の常識は・・・社会常識に照らして非常識かも?と疑問を持ったことはありませんか?皆様。

私は今まさにその状態。
11月に転職をいたしました。
職種は貿易で、中国語を使ってのお仕事、と聞いていました。
中国語で口を糊したいと思っていた私はある程度のことには眼を瞑り、その仕事につきました。

面接のときのお話しでは。

小さい会社なので、業務に付随することは何でもしなければいけません。
納品にも、お客さん周りも場合によっては行っていただくこともあります。

私はその言葉を聞いてもあまり不思議に思いませんでした。
だって。
新卒で入った会社では営業事務をやっていましたので、営業さんの代わりに納品に行くこともありましたし、発送や検品、お客様へのご挨拶などのフォロー、雑用は私にとってはごく当たり前のこと。
とりわけ零細であれば自分の出来ることは何でもしなければならないのは覚悟の上でした。

が。

20キロ×100ケースの荷物を一人で運べってどういうことよ?
・・・もちろん、ワンボックスカー(マニュアル)で3回に分けましたが・・・2トンよ、2トン

それと同量の商品を納品しろってどういうことよ?
(勿論、車に乗せておろすのも含まれます)

商品知識を得るために、倉庫の整理をしろってどういうことよ。
いや、ただの倉庫整理だったらいいのですが、2~30キロの商品の入ったダンボールをあっちこっちに運ぶこと1日中ってどういうことよ?(いや、結局3日間。フォークリフトのパレットの上に乗せられ、荷物の移動)


そして何よりつらいのは会社で「女じゃうちの仕事は勤まらん」というお言葉。

・・・あたし、なんでココで採用されたの?確かに中国語の仕事はあるけど、もし、ココまでさせたいならなぜ男性社員にしなかったんだろう。。。という素朴な疑問。
それとも、コレは女性でもやらなきゃいけないという認識を持っているのかしら、この会社は。
・・・私は女としてはかなり体力も力もあると思います。この私が体中、あざだらけにしなければ出来ない仕事なんて!!
普通、女性の仕事とは思えません。

念のため、ですが。
これは差別しているわけではなく、体力上必要な区別だと思うんです。
それともやっぱりコレは宮仕えの義務として業務命令には従わないといけないのかなぁ。。。

なんだか、疑問がふつふつと沸いてきて。
ちょっと頭が混乱気味の私です。

ただ、今の自分の情況がどういうことなのか自分で納得できていません。
それが分かるまでは務めないと、後悔が残るような気がします。だから、もうちょっと様子を見ながらがんばります。
今回の転職は私にとってかなりの決心でした。
だから情況を消化して判断をするには、時間がかかりそうです。

自分でまいた種と言われればそうかもしれませんが。
これって、常識的にどうよ?
それとも私が世間知らずだったの?



学習会 番外編

皆様 おはようございます。
学習会から帰ってきて、疲れ~・・・のpiaopengです。
まだ仕事にも慣れていないので平日は何も勉強していません。
・・・ってか、今は会社の方で手一杯。
早く慣れて自分の勉強を開始しないとなぁ<ぼやき

まぁ、お勉強はお勉強で楽しかった学習会でしたがもう一つのお楽しみは。

夜。

スケジュールにあった懇親会終了後、岐阜の町に繰り出し。
中文と他の学科の先生と学生さんまで巻き込んで「呑み」
私は最近お気に入りの「鍛高譚(http://www.tantakatan.jp/)」を同学に薦め、自分は「ダバダ火振(http://www.tosashu.com/menu/tosashu/hi18.html)」をロックでやりました。

話の内容は文学だったりいろいろでしたが。
私がそそられたのが。

やっぱ。卒論。
今回は参加者6名中、院生が一人。この秋に卒業した人が一人と極めてレベルの高い集まり。
その中で「卒論、煮つまってま~す!」と言うのはなかなか勇気のあることでした・・・。

でも、先生に聞いたところによると。
うちの御大のように基本的に「学生の自主性に任せる」というスタンスの方に当たった場合、第2の先生を自分で見つけることが必要と。
そして第2の先生にアドバイスを願い、ある程度方向性が見えたところで御大の下へ伺い指導を仰ぐ・・・と。

あとは御大に限って言えば、「情熱が服を着て歩いているような方」のように見受けられるので。
抽出したデータをすべて持っていって、これでどうだ!・・・で当たって砕ける(砕けちゃおしまいだぞ)
この辺が妥当な線かと・・・。

でもね。
その先生(アタシとほとんど同じ年ね)がおっしゃるには。
テキスト比較そのものはそんなに目新しい研究方法ではないし、学部生に合っている・・・と。

ただね(←ココ重要)

巴金の《家》って長いし、問題部分をピックアップするだけで大変よ。

そうです。大変です。

でね、大抵、学部生の場合、レベル1(もっとも簡単でテクストも短い)ものからはじめるのが妥当よね。
でも、piaopengさんの場合。

いきなりこれはレベル2よね!!!



・・・・・・・・(-_-;)




テキスト、変えたほうがいいかなぁ・・・センセ?


ううん。まぁ、ゆっくりやりなさいよ。
いまさら変えても・・・ねぇ。


それって、データ抽出だけで力尽きる可能性も秘めてるってコトですか?

ううん!!(←あわてて)そ・そうじゃないわよ。
ただ、御大のところに行く時にデータが多いほうがきっと指導も沢山していただけると思う・・・

センセ、それだけですか?


なんだか、トドメを指された気分なのは・・・どうしてでしょう?


学習会後

皆様 おはようございます。
ご無沙汰いたしました。

今回の学習会は岐阜だったのですが、岐阜駅前って本当に寂れた町になってました・・・。
でも会場となった国際会議場はとてもきれい!ホールがあるのでつくりが複雑。結局、建物の構造が理解できた時は帰るときでした(笑)
広い会議室をあてがわれた我が学科は参加者6名。
スペースと人数がアンバランスでもの寂しい感じでしたが、スクーリングとは違う楽しさがありました。

今回のお題は李健吾の《十三年》という独幕話劇でした。
教材用に渡された資料は
『画劇 十三年』(日中友好通訳センター/1983)でした。
先生曰く、これはもう手に入らないそうです。
(画劇というのは、つまり漫画です)
《十三年》は《一個没有登記的同志》の名前で1937年に発表されました。
しかし、1938年星期小劇場が上演する際、”同志”の文字が当局を刺激すると言うことで《十三年》に書き改められました。
その後《李健吾独幕劇集》(寧夏人民出版社/1981)に再度書き改められた形で収められているそうです。

今回資料として渡されたのは中国戯劇出版社から1982年に出されたものと、先ほどの日中友好通訳センターのものと二つ。
シナリオは文字だけですが劇画化されたものはイラストによってイメージが分かります。
登場人物、特に男性主人公はなんとなく皮肉っぽく、「・・・・不是嗎?」が多用しています・・・つまり・・・はっきりと物を言わないんだけど内容はきつい・・・というような。
その違和感が、読み手に謎めいた感じを受けさせるようになっています。
シナリオなので、流れでぐんぐん読み進めていくのがよいようです。
しかし今回は単語一つ一つに注意して読みました。
それにしても口語の翻訳はむつかしい。
イメージは分かるけど言葉になりにくく・・・私は頭の中で自分の知っているスパイ映画のイメージを借りて訳しました。
えっと・・・あんまりよく知らないんだけど「007」かな(笑)
会社での翻訳は政府からの通達文といった論理的なものが主。口語とは全く違うものなので戸惑いました。
なんだか、テキスト内容だけでかなりの分量になってしまいました。

次回は講義以外の楽しかった部分をご紹介します。


学習会前

皆様 おはようございます。

「蕎麦」「半ドン」でコメントを沢山寄せてくださり、ありがとうございます。
コメントがあまりに面白いので、ついつい本体の更新が滞ってしまいました(笑)

昨日は一日検品で朝から「疲れ~~」となっております。
今検品をしているのは木のへらなのですが。
(小さいやつ10×5くらいの大きさ)
一応、中国で品質検査もしてもらっています。
だけどあまりにも粗雑なのでこっちで再度検品をしていると言う情況。

中には検査した人の印鑑を押した紙が入っています。
名前を見ると・・・いかにも高貴そうなお名前。
だけど・・・何十箱全てが同じ人・・・・。
で、ロットによって品質にバラつきが多く。

本当にこの人一人で見たの?

なんとも割り切れない気持ちを抱きながら、倉庫の片隅で担当営業さんと二人で気分転換のおしゃべりをしながらやっていました。
しかし、一昨日から寒くなりましたよね。
倉庫の片隅はしんしんと冷え。
一週間前の暖かさは嘘のよう。

・・・・今年の名古屋は夏を冬しか無いんかい(-_-;)

って訳で心身ともにヘロヘロになりつつある私です。

でも。

今週末は学習会です!!
昨年は御大が静岡までお出ましになり、1泊2日でディスカッションもどき・・・をして非常に勉強になりました。
夜は御大を囲んで「呑み」
お酒がお好きな御大に現代中国の文学者のお話などを聞きました。
(あとで伺ったところによると、御大も非常に楽しまれたとか。よかったです)

今年は「李健吾(りけんご)」を取り上げるそうです。
私は彼の名前をはじめて聞いたのですが、1930年代に活躍した文学者のようです。
(http://aonoken.osaka-gaidai.ac.jp/zjcidian/liupai/jingpai.htm)
以前、私はここで彼は巴金(はきん)と論争したと書きましたが、後年、郭沫若(かくまつじゃく)とも論争をしていたようです。
(http://www.ritsumei.ac.jp/~bukeihei/guoyubajin%20xu.htm)
そして活動拠点は上海。
(http://www.shinowazuri.com/shanghai/contents/s59.html)

それから、中文のものを含めると相当数の資料が検索できます。

・・・本当はコレを一つ一つ読んで理解したうえで学習会に参加したい所ですが、正直、身体がついていきません・・・。
あと2日でどれだけ読めるだろう。
とにかく「李健吾(りけんご)」
帰ったら、ここでまた内容をご報告します。

そうそう、今回の先生はワタクシと同世代の先生。
女性で専任講師をしていらっしゃいます。
梁啓超(りょうけいちょう)を主にご研究されています。
年齢も近いので御大のときとはまた違ったお話が出来るのではないかと期待しています。

論文読んでます@自宅

皆様 こんにちは。
今日は半日出勤でした。名古屋では半ドンと言うのですが、これは全国共通語でしょうか?
違うと言う説、そうだと言う説、どっちも聞きますが(笑)

3連休じゃないのでちょっと昨晩は「つまんね~」気分満載でしたが。
よく考えたら、毎週中国語に行っていた時よりもラクチン。
あっという間に終わって帰宅となりました。
(中国語は年内一杯お休みしてます。でも年明けからは再開予定)

で、お昼ご飯はお留守番していたムスコと待ち合わせて外食。
そのあとムスコは遊びに行き、私は家で論文を読んでいます。

今回読んでいる論文は。
『巴金とアナキズム』
樋口進/著 西南学院大学学術研究所/発行

これはうちのガッコにはなかったので明治大学にお願いしてコピーを送っていただいた・・・と思います。
「・・・思います」って変な表現ですが、うちのガッコになかった場合、求める資料を持っている他大学の図書館に依頼して、本を送っていただく場合と、コピーを送っていただく場合があります。

実はこの論文。
1年ほど前、巴金について調べようと思ったときにガッコでまとめて巴金についての論文をピックアップし、手当たり次第集めた資料の中の一つ。
そのときは意味も分からず、もちろん、どのように読むのかも分からずファイルに綴じて放置。
改めて引っ張り出してきたら・・・アラ不思議、読んだら役に立つかも?
その理由は。
伝記風に書かれた部分や、略年譜があること。
『巴金伝』が中文なので、日本語で書かれたもので参照したかったという希望がかなうこと。
(注)が丁寧についていること。

いいぢゃん!これ。

この論文の内容や巴金伝をどう扱っていいのか自分でも分かりかねている部分はありますが。
なるべく一つのものではなく複数の資料を参照して作品につなげてゆきたいと思います。


二日目

皆様 今晩は。
3連休初日の今日・・・と言いたいところですが、明日は出勤日でした。
いまどき珍しい、半ドンの土曜出勤日。隔週の出勤です。

相変わらず、周りのペースについていけず着いていくのに必死です。
なんといってもスピードの速さが違います。
それに着いていこうと思ってわき目も振らず猪突猛進なのですが、明らかに周りが見えてない。

まず倉庫から荷物を出そうと思ってパレットの上に積み上げられた荷物の上によじ登ったのはいいのですが、天井に頭をぶつけて眼から星がでたり。
大型倉庫の長い螺旋階段を下りていたら途中で眼が回ってしまったり。
リフトに轢かれそうになったり。

私を指導してくださる方から「頼むから気をつけてくれ」と懇願される始末。
自分でもどうかしていると思います。
確かにそそっかしいってもともとの性格ではあるのですが・・・(*_*)

自前のPCがまだないので、XPの入っていた営業さんのPCにユーザー登録をして間借り。
壁紙や、ツールバーなど自分の使いやすいようにしてやっと落ち着きました。

何とか今月中にはこの気持ちのばたばたにケリをつけたい。
12月はただでさえ落ち着かないのだから。

そして今日はブログでお知り合いになった方の個展を観に行ってきました。
ブログで知り合った方にお会いしたのは初めてです。
その方は絵を教えながらご自身も作品を描き、個展を開いたのだそうです。
その方の絵を見て不思議だったことを聞いてみました。
水彩と油彩で同じ場所を描いているのに違う部分があるのです。
なぜですか?と伺った私。
その方は構図を考え不要なものはなくしたり、描きたいものを加えたりしています、とおっしゃってました。
ありのままを書くだけなら写真と同じでしょう、と。

そのときにふと思ったのは莫言の講演会での言葉(http://piaopeng.spaces.live.com/blog/cns!8460D8A1B29D320A!1208.entry)
その中で彼は
「現実を直視するのはジャーナリズムの仕事で、現実を恨むのは壁新聞や祈祷師の仕事。小説の役割は人類の複雑な社会生活を見出すことである」
と言ってます。
なんだか、これに通じるものがあるような気がして、その方の言葉を聞いた時に思い出してしまいました。



出社一日目

皆様
おはようございます。
昨日から、新しい会社に出社いたしました。
朝、ご挨拶もそこそこに頼まれたのは「検品」
中国で生産している商品に不具合があり、明日までに検品して収めないといけないとのこと。

倉庫の入り口で黙々と一日検品をいたしました。
天気がよくてよかった。
今年の名古屋は暖かくてよかった~~。
気分だけは「日向ぼっこ」です。

一日ずっと検品をしながら、この仕事を担当されている営業さんといろんなことをおしゃべりしました。
お互い、この会社に来た経緯や、家族のこと、興味のあること・・・。
そして検品をしながら、人の動きを見てました。
従業員の少ない会社なので、一箇所に座っていると誰かが声を掛けてくれたりしますし、私は私で、誰と誰がどんな内容で話しをしているのかが分かります。

そうして、会社の雰囲気にもなんとなく慣れてきたところで。
翻訳とレターを頼まれPCの前へ。

PCにはXPが入っていました。
でも・・・遅い・・・・。
見慣れぬソフトがいくつか・・・。
officeも・・・なんだこりゃ(説明になってませんが本当にわからないの)

翻訳云々の前に、PC環境と職場環境をを整えることからはじめなければ。
とにかく昨日はなだれ込むようにお布団へ。
座りっぱなしだったので腰も痛いし。
とにかく、今日行ったら3連休。

コメントを下さった皆さん。
申し訳ありませんが、レスは週末までお待ちください。

今日から新しい職場です。

皆様

おはようございます。今日から新しい職場です。
昨日は前職の最終日で、皆さんにご挨拶。
年齢とともに涙もろくなってきたワタクシは。
もうちょっとで泣けちゃいそうでした。
な~んて。。。。帰りの車の中でちょっと泣いちゃいましたよ。

その上、自分に自信がないので自分で自分を引っ張らないとすぐに「ダメダメ」の「うじうじ」になってしまい・・・昨晩はかなり寂しい気持ち満載でどよよ~~んだったのです。

でも一晩寝たら気持ちも切り替わりました。
腹を括るとあとは自分ががんばるだけなので。

行って来ます。
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